ホネホネさんJP

B'zが大好きなやせ形お兄さんのブログ

"エンケンさん"といえば, "遠藤憲一"じゃなくて"モンキー・パンチ"!

…というわけで, 今回は漫画家モンキー・パンチ先生のお話。

(どういうわけ?!)

 

もはや説明する必要ないんだけど, まだルパン世代ではないPre-teen世代のために説明しておくと、、

 

ルパン三世の作者です。以上。(え)

 

そもそもルパン三世は50年以上の歴史を持つ漫画で, 特に熱心なファンがいるため, もはや私がモンキー・パンチ先生を説明する必要はないでしょう。

 

今回は, 私が考えるモンキー・パンチ先生のすごさだけを語りつくしていきたいと思います。

 

モンキー・パンチ先生のすごいところ

 

① 作風がとにかく個性的で多国籍

モンキー・パンチ先生の描くキャラクターはひょろひょろしていて,

顔は①西洋人風のリアルな顔,

②THE JAPANESE MANGAって感じのシンプルな顔,

③悪人顔の三つに分類できます。(大まかに)

 

個人的にすごいと思ったのが, 悪役や敵をそれっぽく描くところ。

漫画のルパン三世は, アニメみたいに『善良なゲストキャラが実は悪者』みたいな展開はなく, 出てきた瞬間から『どうも~~, 悪者で~~す, これから悪いことしま~~す!!』みたいな見た目をしています (笑)

一番わかりやすいのは, 悪役はほぼみんな白目をむいているところ。

これのお陰で, ややこしい設定など気にせずに物語の展開だけに集中できるんです。

 

次に私が特に感銘を受けたのは, 先生の描く女性が西洋人っぽく見えるところ。

男性もそうなんですが, イラストで女性を西洋人と東洋人を描き分けるのって難しいんですよね。

例えば, サザエさん(アニメ)の外国人キャラクターとかとりあえず目をたれ目(?), 鼻をとがらせればOKみたいな感じがするんですよね。

別に悪意はないんだろうけど, 自分が外国の人だったらちょっとな…と思います。(笑)

 

② 話が一話完結

もちろんそうでないものもあるんだけど, 先生の作品は基本的にそうです。

私はどうも話が長い作品は苦手で, ONE PIECEもルフィ達がチョッパーやロビンに出会う前で読むを断念したものです。(笑)

一話完結なのは, 先生本人が「話の続きを覚えていられない」という理由もあるらしいけど, 一話完結だと話がダラダラ伸びることは最低限ないからね。

最近, 連続ドラマも一話完結ものが少しづつ増えているけど, ルパンは常にそのスタイルを貫き続けています。

(視聴率とか色々たいへんなんだろうね…)

 

③ 登場人物の数が少ない

ルパン三世のメインキャラクターを思い浮かべてみて下さい。

ルパン, 次元, 五右衛門, 不二子ちゃん, 銭型警部、、。

他にメインキャラいなくない??

ルパンもそうなんですが, 先生の作品は登場人物が少ないのに物語として成立しているところがすごいんです。

私もルパン以外はかなりのにわかなのですが, 『一宿一飯』なんかは, 基本的に主人公一人だけ, 他はその場限りの登場人物で物語が進行します。

 

メインキャラが少ないのにアニメとして未だに新作が作られるのが先生の作品の魅力です。

きっと, ルパン三世がこれだけ全世代に浸透したのも, メインキャラが増減しなかったことなのではないかと思います。

 

きっと, 現代の漫画だと, とにかくヒットしないといけないので, 編集さん, はたまたグッズメーカーさん等が「とにかくキャラを増やせ!!」と血眼になって指示してるんだろうな。

たまには, 少人数の登場人物によるシンプルな漫画が読みたい…。

(ジャンプ作品が読めない人の感想)

 

もちろん, ONE PIECEは登場人物が多いからこそ楽しいんだけど, 最近の漫画はどれも登場人物が多すぎて疲れます。

多分, 私みたいなタイプは国語や日本史, 世界史苦手だよね (笑)

 

今の漫画と比較すると, モンキー・パンチ先生の作風はコマ割りがややこしかったり, 作画もONE PIECEと違った感じの描き込み具合で読みづらいのかなと思います。

なので, かつてのような大きめのコミックスで読むことをおススメしたい…

のですが, 大きめのはウン十年前に絶版なので, がんばって文庫版を読みましょう! (笑)

 

原作の『新ルパン三世』には,唯一の準レギュラーキャラとして刑事メロン(デカメロン)というクセの強いやつがいます。

原作読むときはチェックしてみてください (笑)